全体

楽しかったー!! とても静かで綺麗なシナリオだった。

あとCoCの割には優しめで卓納めにとても良かった笑 「あー、船に間違えて乗せちゃったよー。でもこのまま死後の世界に行くしかないから自分の運を恨んでねー」とか言われると思ってたらちゃんと帰してくれたしね。 全体的に暖かい気持ちになったなぁ。 (それだけに帰った後のあわや交通事故はびっくりした。あれDEX失敗してたらどうなってたの…?)

思ったよりおしゃべりする場面が多かったね! 嬉しいサプライズです。 おかげで蒼斗がおしゃべりキャラみたいになってきたけど…彼の猫をかぶる上手さが見えてきたわね🐱 NPCもみんな個性があって、RPするの楽しかった!

一件落着…と思いきや、よく考えたら真相が何も分かってねえ! レイラ、あなた一体何者なの!?

とまあ、そういう思いもありつつまだ第一章なのでね。 レイラとの関係性もできたし、蒼斗の性格も少し見えてきたし、ストーリー的な満足度めっちゃ高いっす。

想像するのが楽しかった話

これはツイートもしたんだけど、KPが背景画像を少なめにしてくれて。 そうすると自分で色々想像できるようになって、それがめっっっちゃ楽しかった。

自分で想像する内装の雰囲気だったり、明るさだったり、音の環境だったりって結構セッションの世界観に与える影響って大きくて。 たとえば僕は船内の廊下を古くて暗くて少し無機質な感じを想像してたんですよね。 こんな感じとか↓

**船の科学館 南極観測船「宗谷」からお借りしました**

**船の科学館 南極観測船「宗谷」からお借りしました**

このイメージがあったから、レイラの言う「楽しくなさそうなのに、穏やか」という雰囲気がすごくしっくりきた。 し、この船は終着点じゃなくて、あくまでも世界の狭間にある仮の場所なんだよっていう蒼斗の考えに結びついたんだと思う。

後からKPと話してる時に、KPはノアの方舟のイメージから木造の船を想像してたって話を聞いて、なるほどなーー!となった。 考えてみると、豪華客船みたいな、鮮やかなカーペットを敷いた高級な雰囲気にすることもできるわけで。 それぞれ温度感だいぶ違うよね。面白い。

ってな感じで、自分たちだけのストーリーを作ってる高揚感を摂取できて最高でした。 これぞTRPGの醍醐味だよね。

蒼斗の死生観

このシナリオ、「生と死」がめちゃくちゃ大きいテーマでしたねぇ。 第一章からここまで直球でくるかってびっくりした。 おかげさまでキャラクターの深掘りができて嬉しいわけだけれども。

蒼斗は途中まで死を受け入れかけてたと思う。 乗客と話してもみんな死と関連してるし、自分も直前に車に轢かれるところだったし。 あー、俺もみんなと一緒で、みんなと同じところに向かうんだなぁと、ぼんやりと考えてた。

でも今回踏みとどまれたのは、大きく3つ理由があると思ってて、